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「塾選びで迷われているお母さまへのアドヴァイス」です。

ここ最近、お母さまからのご相談で「どこの塾を選んだらいいのか迷っています。」というメールを多数頂きました。

お子さまが高学年ともなれば塾での学習時間もかなり長くなってまいりますし、塾は大きな影響力を持つ存在だと思います。


したがって、塾の授業中に「どれだけの内容が学び取れるのか」は何よりも重要になってきます。


まったく授業の内容が理解できないままに、辛抱強く席に座っているだけですと、ムダな時間が延々と流れ、とてももったいないことになります。

それだけは絶対に避けなければなりません。


私が塾選びで迷われているお母さまへ自信を持ってアドヴァイスできるとしたら、


「どうかお母さまが直接塾へ足を運び、いろいろとお話をうかがった上でご判断されるのがベスト」

だということです。

受付の方や講師の方と直接お話することで見えてくることがたくさんあると思います。

校舎までの距離や交通機関の状態もわかりますし、塾内の雰囲気を感じ取ることもできるでしょう。


また、使用するテキストや授業の進め方などを詳しくうかがうことによって、お子さまにとって有意義な学習ができるかどうかも感じ取ることができると思います。

それからもう一つ大事なことは、「お子さまの気持ち」です。


つまり、「お子さま自身がその塾に入りたいと思っているかどうか」ということです。


いやいやの通塾ではお子さまが気の毒ですし、おそらく学習意欲もわいてこないのではないかと思います。


塾の噂や評判というのは、いろいろあるとは思いますが、それは参考程度にとどめて、やはりお母さまご自身の判断を信じた方がいいと思います。

例えば、
ある人が、ある塾を批判していても、「あくまでそのお子さまには合わなかった」ということにすぎず、もしかしたら「ご自分のお子さまには塾の学習方針がぴったり合って有益である」可能性もあります。


また、これとは逆のケースもあるかもしれません。


やはり、「お子さまのことはお母さまが一番よくわかる」のではないでしょうか。

情報があふれている今、お母さまにとっては、塾選びもあれこれと迷われてたいへんだと思いますが、ぜひご自身の目と耳でご判断されることをお勧めします。

昨日は晴れ間が見えてきたな〜と思ったら、急に雨が降り出して妙な天気でした。

今日は1日晴れそうですね。よかったです。


受験生のお母さま、頑張って下さい。


今日もお互い素敵な1日にしましょう!

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コメント

4月のセミナーでお世話になりましたくまとぺんぎんです。

娘は記述問題に取り組むことが苦にならなくなったようで、書くことに取り組んでくれるようになりました。

塾選びも大変ですが、授業の内容もありますよね。家での国語の勉強がスムーズに進むようになったと思ったら、塾の記述講座がつまらないと言って、やめてしまいました(>_<)

先生のブログ、更新されていて毎日読むのを楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。

投稿: くまとぺんぎん | 2010年5月29日 (土) 23時42分

くまとぺんぎんさん、

4月のセミナーがお子さまの学習にお役に立てて非常に幸せに存じます!

「記述問題」に取り組むことが苦にならなくなったということは大きな進歩です。

お母さまの愛情とご努力に敬服致します。
よかったですね。

国語の読解問題で一番ハードルが高いのが「記述式問題」です。

ハードルが高いにもかかわらず、テストの配点は大きいので、克服できると飛躍的に成績はアップします。

また、テストの点数にかかわらず、この時期に「書く力」をつけておけば、本物の国語力が必ずつきます。

これからも頑張って下さい!

心より応援しております!

投稿: 早瀬律子 | 2010年5月30日 (日) 08時32分

塾選び、特に最初の子どもでは悩むところです。私の長女も、小6の夏に塾を変わりました。4年生からある四谷大塚準拠の大手塾に通っていたのですが、塾は週末のテストまでに出題範囲を完了することに追われ、理解できていない子は宿題にされてしまいました。結局は御三家を狙っているクラスの子ども中心に授業が進められ、中堅クラスは置き去りでした。塾にとっては合格実績が大事、御三家に合格できる子が大事かもしれませんが、それはほんの一握りです。私は5年生の時点から塾の方針に疑問を感じて転塾を勧めていましたが、妻は転塾に不安を感じて消極的でした。私も塾の授業を直接見ているわけではなかったので妻の判断に任せていましたが、6年生になってから「この塾に娘を任せておけない」と妻と一緒にいくつかの塾を回って、やはり大手ですが自社でテキストを作って授業を行っている塾へ移りました。この時にも、妻は御三家クラスへの進学実績の良い塾にこだわっていましたが、私は娘の性格(褒められておだてられるとやる気になるが叱ってはダメ)を考えて、娘が上位にいられるレベルの塾を選びました。その結果、初めからの第一志望に合格することができました。成績が思うように伸びないととかく子どものやる気を疑ってしまいがちですが、塾との相性も大きいですよね。子どもの性格を親以上に分かる者はありません。一方では勝手な思い込みもしがちです。良く調べて、子どもの適性に合った塾、我が子を本当に大切にしてくれそうな塾を選ばないと。

投稿: マチコパパ | 2010年5月31日 (月) 14時49分

マチコパパさん

「塾選び」についてのコメント、ありがとうございました。

きっと受験生のお父さま、お母さまは、とても参考になったのではないかと思います。

受験生にとって、「塾の存在」は大きいですし、「どこの塾に我が子をお任せしようか・・・」と悩まれている親御さまは多いようです。

私も我が子が受験の時は、迷いが生じて右往左往しておりました。

でも、その経験を通して皆さまにいろいろとアドヴァイスすることができるのですから、今では「悩んだり、迷ったりした受験生の母としての経験」をありがたいと思っています。


中学受験生はまだ小学生ですので、高校や大学の受験とは違い、いろいろと親御さまのサポートが必要になる場面も多いですよね。

マチコパパさんのように、「我が子を理解して見守ってあげる」という姿勢は本当に大切だと思います。

お父さまの深い愛情はきっとお子さまの大きな心の支えになっていると思います。

受験に限らず、将来ずっとお子さまの心の財産になるのではないでしょうか。


本当に素晴らしいコメントをありがとうございました。

これからも皆さまのお役に立てるような記事を書いていこうと思います。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

投稿: 早瀬律子 | 2010年6月 5日 (土) 07時41分

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