復習するときには、青ペンと赤ペンを使いこなす!
家庭学習をするときに、受験生の皆さんは、必ず問題集を使用すると思いますが、
答え合わせや復習のときに使いこなして欲しいのが、青ペンと赤ペンです。
まず、実行して欲しいのが「消しゴムの使用をやめること」です。
皆さんは、問題集を解いた後、答え合わせをするために、模範解答を見て、自分の間違えたところをチェックすると思います。
そのときに、正解と自分の答えを見比べて「あっ、ここを間違えてしまった!」と気づくと
たいていの受験生は、すぐに自分の間違えた答えを消しゴムで消してしまいます。
しかし、これは非常にもったいないことなのです。
なぜならば、「自分が何をどのように間違えたのか」を把握しておくことは大事ですし、
自分のミスを残しておくことで、
弱点が明らかになり、そこを克服するための対策も立てやすくなるからです。
ですから、いってみれば、「自分のミスをしたところは財産」です。
すべて消しゴムで帳消しにせずに、しっかりと残しておいて下さい。
さあ、そこで使って欲しいのが、青ペンと赤ペンです。
①まず、答え合わせの○付けは、赤ペンで行います。
②○付けが終わったら、必ず間違えたところを解き直します。
このときに、消しゴムと鉛筆を使わず、
青ペンを使用して、自分の間違えたところのとなりに解答していきます。
③解き直した自分の解答と正解を今度はじっくり比較しながら
もし、再度、正解が得られなかった場合は、欄外に
(なるべく自分の間違えた解答と比較しやすいように、自分の誤答した近くに)
赤ペンで、模範解答をそのまま書いておきます。
つまり、赤ペンで書いてある部分は、自分のもっとも苦手とする問題ということになります。
見直しや、補習は、意識的に赤ペンの部分を集中的に行いましょう。
人間は、学習に限らず、何事も失敗から学ぶものです。
失敗を失敗で終わらせず、
その失敗を糧にして向上していくことが、
本物の力を磨き上げます。
受験生の皆さんは、ご自分のミスを大切にとっておいて、
ミスを克服して次なる飛躍につなげて下さい。
また、受験生のお母さまも、お子さまがミスをしたものは、消しゴムですぐに帳消しにせず、
誤答のとなりに、もう一度青ペンで解き直すように誘導して下さい。
この青ペン、赤ペンの使い分けは続けていると、本当に学習効率がアップしますよ。
ぜひお試し下さいね!
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