テストの結果はあくまでも冷静に分析する。
受験本番が近くなると、模試の回数がやたらと増えてきます。
そして、当然のことながら結果がでます。
そこで肝心になってくるのが、結果の受けとめ方です。
点数が下がったときに落ち込んでしまったり、
また、逆に上がったからといって舞い上がったり
油断して学習をさぼったりしないことが大事です。
大手進学塾の模試の結果は、
目安にはなりますが、
それはあくまでも目安にすぎず、
合格を勝ち取ったことではありません。
むしろ、結果はいずれにしても冷静に受けとめて
次なるテストに備えて下さい。
これは、受験生のお母さまにお願いしたいのですが、
テスト結果を見て、お子さまの前で
くれぐれも悲しんで落ち込んだり、
逆にうれしがりすぎたりしないで下さい。
これは、お母さまが思う以上にお子さまの大きなプレッシャーになります。
すると受験生本人が、点数に振り回される結果になってしまいます。
点数が良かったときは、成績が上がったことだけに喜ぶのではなく、
具体的に「こういうところが良くできていてえらかったわね!」とほめて差し上げて下さい。
また、満点でないかぎり、何かはミスをしているはずですので、
そういうときこそ、「こういうミスは気をつけようね」とやさしく(あくまでもやさしくですよ)念を押しておいて下さい。
気分のいいときは、素直になってよく聞いてくれます。
逆に点数が低かったときには、いいところを見つけてほめて差し上げることも大事です。
とにかく、模試というのは、
受験本番までの、
自分の(お母さまはお子さまの)力だめしだと考えて
目の前の結果に振り回されすぎないようにお願いします。
テストは「あくまでも弱点やミスを発見するチャンスだ」と考えて
上手く活用して下さいね!
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コメント
早瀬先生・・・
なかなかこれができないんですよね・・・。結果がでなくて・・・。
まだまだ受験生にならない娘を見ていると、合格の文字は全く見えなくて・・。
まだまだ我慢の日々が続きます・・・。
投稿: くまとぺんぎん | 2010年11月 4日 (木) 23時02分
くまとぺんぎんさん
コメントを頂きましてありがとうございます!
テストの結果で一喜一憂してしまうのは、親としては、当然のことですよね。
しかし、そこをグッとこらえて、ぜひ冷静に受けとめて分析して頂けると、またこれからの学習の流れも変わってきます。
「成績はウナギのぼり」というお子さまはほとんどいないのではないかと思います。
皆さん、山あり谷ありの思いは同じです。
(私もそうでした)
1日1日、少しでもいいですので着実に歩みを進めて下さいね。
この時期、受験生のお母さまには心身共に負荷がかかります。
どうかくれぐれもお身体に気をつけて頑張って下さい。
心より応援しております。
~感謝を込めて~ 早瀬律子
投稿: 早瀬律子 | 2010年11月 5日 (金) 15時30分