「必要なもの」と「いらないもの」を見極めて効率化を図る。
受験生の1日はきっと目まぐるしく過ぎているのではないかと思います。
学校から帰って塾へ行き、
その後、帰宅して宿題や家庭学習をすると
すぐに寝る時間になってしまうのではないかと思います。
食事や入浴の時間も必要ですから
時間はいくらあっても足りない!と思われている方は多いのではないでしょうか。
最近では、睡眠時間を削る受験生も増えています。
また、眠くなることを避けるために
満腹にならないよう
食事を制限する受験生もいらっしゃるようです。
しかし、こうした「がまん」や「無理な頑張り」は、
むしろ逆効果だというのが私の持論です。
そんなことを続けていては、
体力がなくなり、
疲れやすくなり、
かえって効率が落ちるだけです。
むしろちょっとした工夫や仕組みづくりによって
日々少しずつ効率をアップし、
成果が現れるようにしましょう。
今月開催致しました「お母さま応援セミナー」では、
受験本番前日まで毎晩夜の9時半には眠り、
たっぷりと睡眠時間をキープしながら
見事、御三家といわれる上位校に合格された受験生のお母さまに、
どのようにして日常生活と学習の仕組みをつくったのか、
ご自分の体験を通して語って頂きましたが、
究極のところ、ズバリ一番大切なことは、
「不必要なこと」は何かを明確にして
それを思いきってスケジュールの中から省くことです。
つまり、自分のやるべきことだけをやる、という方針を徹底します。
塾のテキストを隅から隅まで解くのではなく
自分の今習得するべき問題だけを取捨選択するのです。
例えば、自分の第一志望校では絶対出ないような難し過ぎる発展問題に
何時間もかけて学習するならば
出題傾向に則して基本問題や応用問題だけをクリアしたらおしまいにして早く寝た方がいいのです。
逆に、もう理解できているという自信があるならば
基本問題は飛ばして応用問題にすぐにとりかかって
時間の節約を図った方がいいです。
自分にとって(お母さまは、お子さまにとって)
今、何が必要で何がいらないのか
それを見極めて下さい。
すると、自ずと時間的に余裕が生まれ
学習効率も必ず上がってきますよ。
流れていく時間をぜひ有効に使って下さい。
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