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2011年8月

「ことわざ」を学習するときのポイント!

「ことわざ」を学習するときのポイント!

最近セミナーや講演会などで、

たくさんのお母さまから

「ことわざを何回も学習をしたのに、テストで点数が取れません」

「暗記したのにテストでは解答できないようです。どうして忘れてしまうのでしょうか?」

といったご相談を受けます。

そこで今日は「ことわざ」の知識を定着させるための大切なポイントをお伝えしたいと思います。

まず、「ことわざ」の学習対策として重要なコツは2つあります。

1つ目は、

「ことわざ」を学習する時に、その言葉の意味を“イメージとして深く理解する”ということです。

言葉は暗記をしてもすぐに記憶から抜け落ちてしまいます。

ですから、その「ことわざ」の持つ意味を“例え話”を使って充分に理解できるまでお子さまに説明して差し上げて下さい。

「ことわざ」というのはそもそも人間が昔からの生活体験を通して生み出した短いフレーズで、

人々に言い伝えられている教訓や生活の知恵などを上手に表現したものです。

ですから、「ことわざ」を覚える時には、その言葉だけを単純に暗記するのではなく、

その言葉が言い伝えられてきた背後にある教訓や生活の知恵をきちんと理解する必要があります。

それを理解してはじめて「ことわざの学習をした」と言えるのです。

次に「理解したことを繰り返し確認する」ということです。

その時は覚えていても人間は時間が経てば忘れます。

ですから、できるだけ覚えた言葉は日常会話などで積極的に使っていくことです。

「ことわざ」はわざわざノートに書いて覚えるのではなく、こうした親子のコミュニケーションで上手に会話に取り入れて楽しんだ方がよっぽど記憶に残ります。

一見、ゆるい学習方法のようですが、

「きちんと理解する」→「確認作業をする」という2つの流れで自然と知識は増やすことができます。

ぜひお試し下さいね!

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「なんとなく」ではなく「確実に手応えのある」国語の学習を!

「なんとなく」ではなく「確実に手応えのある」国語の学習を!
「物語文は読みやすい文章である」と感じている受験生は多いようです。

文中に難しい語彙が連発する堅苦しい他のジャンルの文章に比べて、

「物語文」は使われている言葉も簡単で受け入れやすい文章なのだと思います。

また、お話に出てくる主人公は受験生たちと年齢も近いことが多く、

ス〜ッとその物語の世界に入り込めるということもあるのではないでしょうか。

しかし、実はそれが読解の場合、「落とし穴」になっていることが多いのです。

それは、「読みやすい」=「感情移入しやすい」=「自己流の解釈をしてしまう」という流れにつながっていくからです。

新刊『読みテクトレーニング「物語文」』の講義のページでは、

もっとも危険なその流れをStopするべく読解方法を提示しております。

文章の情報を客観的に、しかも正確にとらえて「あとの問いに答える」ための解法を書かせて頂きました。

そしてこの度、この著書をテキストとして使用したライブ授業を開催致します。

著書をご購入頂きましたすべての保護者の方を出版記念特別企画と致しまして「読解セミナー」にご招待させて頂きます。

セミナーの開催日時は9月15日(木)の午前9時30分〜11時30分、

場所は青山のこどもの城です。

お子さまが「物語文」の読解力をより確実に高めるために、必ずお役に立てるセミナーに致します。

ぜひ足をお運び下さい。

お待ちしております!!

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時間対効果を上げるノート作り

時間対効果を上げるノート作り


よくノート作りにたっぷり時間をかけている受験生がいます。

色とりどりのペンやマーカーを使って、

字もきれいに書いてあり


本人もその仕上がりにすっかり満足しているようです。

かつて私もそういう時期がありました。

きれいに参考書の内容をまとめて大満足!

ところが、肝心な頭の中にはまったく内容が入っていませんでした。

あれだけ時間をかけたのに、テストの結果がふるわず自分でも不思議に思っていました。


ちょうど小学生の高学年の頃です。

しかし、考えてみればそれは、学習していると思いこんでいただけで、

単にノートに書くという作業をしていたに過ぎなかったのです。

当たり前のことですがノート作りの目的は覚えるためです。

私はその時の教訓を徹底的にいかして、

ノートに書く以前の段階で、参考書やテキストの内容をよく読んで理解し、

情報を徹底的に頭の中で整理し、

大切なポイントだけを取捨選択して書きとめるようにしました。

この方法は、思っていた以上に効果がありました。

①文章を読みこなして理解する


②本当に大切なポイントを拾いだす


③自分がすでに知っていることや、覚えていることを省いて、新しい知識だけに的を絞る


この3つの段階を経てから書きとめるので、


書く前段階でかなり学習していることになるのです。

そして取捨選択した重要度の高い事がらは、


大きな文字ではっきりわかりやすく書いていきました。

書いた後は、何度もノートを見直して完璧に覚えるようにすると確実に知識が定着します。

ノート作りは、自分でも気づかないうちに作業になってしまうことがあります。

でも、お伝えしたこのやり方でノート作りをすると


理解する

考える

覚える


というプロセスを踏みますので学習効果は自然と上がります。

ぜひお試し下さいね!

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ケアレスミス対策のアドバイスです。

ケアレスミス対策のアドバイスです。

テストを返却されて、その答案用紙を改めて見てみると

ケアレスミスのためにかなり失点してしまっていることに気づかれる受験生や親御さまはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

特にケアレスミスが連発しやすいのは算数と国語です。

算数でありがちなのが、計算間違い、単位の勘違い、分数を約分せずに答えてしまう等々ですが、

きちんと注意を払ってさえいれば必ず解けたはずのものが多いと思います。


一方、国語の読解においてケアレスミスを誘発するのは、

圧倒的に文章の読み間違いです。

例えば、読解問題の長文を読むときに

主語、述語を取り違えて内容を読みとったり、

設問の意味を取り違えて答えるべきこととはまったく違うことを解答したりするミスが多いくみられます。

こうしたケアレスミスをなくすための対策としていくつかアドバイスをさせて頂きたいと思います。

①まず、文章の情報を的確に理解するための「読みの練習」を行うことです。


国語の読解でしたら、本文中に「何が書かれていたのか」という内容を親子で確認することをお勧めします。

また、算数の文章題などでしたら「何を答えるべきなのか」を親子で確認をしてみて下さい。

この「読みの力」がつけば、次第にケアレスミスは減ってきます。

②もう一つの対策としては、返却されたテストの問題と解答用紙のケアレスミスをした部分に青いペンで印をつけ、自覚を促すことをお勧めします。

つまり、そのまま曖昧にしてしまわず、

ケアレスミスでどれだけの失点をしたのかをしっかり目にとめて、テストに対する心がまえを軌道修正させるのです。

不注意による自分のミスを認識して、次は気をつけようと本人が思うようになればかなりケアレスミスは減ります。

このケアレスミスさえなければ10点以上も点数がアップしたのに…という後悔をした受験生には

親御さまがうるさく言うよりも、

やはり自分が反省して次への不注意を防ごうと思うのが一番です。


ケアレスミスが連発しているときには、ぜひこの2つの対策をお試し下さいね。


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夏休みは「親子で一緒に調べること」を楽しむチャンス!

夏休みは「親子で一緒に調べること」を楽しむチャンス!

国語という教科は、当たり前のことですが自国の言葉や文章の学習です。

つまり、生まれてからずっと馴れ親しんだ日本語の学習です。

しかし、実は私たちが何気なく話していることと、国語の力が身につくこととはまったく別物です。

国語は意識的に学ばなければ力がアップしないものなのです。

たとえ机に向かわなくても、普段の親子のコミュニケーションの中に学習を取り入れていくことはできます。

例えば、お子さまが言葉の意味や漢字の読み方などをたずねてきたらチャンスです。

読書をしているときや読解問題に取り組んでいるとき、

もし、お子さまのわからない漢字や言葉がでてきて、たずねられたら一緒に漢和辞典をひいて下さい。

漢和辞典は国語辞典と比較するとひきにくいものです。

まずは、総画数で字を見つけるところから一緒にスタートするといいです。

親子で画数を数える作業をやってみて下さい。

すると、お子さまは次第に画数を一人で数えるようになります。

大人が当たり前だと思っていることでもお子さまにとっては好奇心を満たす喜びにつながります。

知っていても「一緒に調べてみようか」「確認してみようか」と言って誘導してさし上げて下さい。

知識を習得したあとには、今まで知らなかったことをわかるようになるプロセスの楽しさを味わうことができると思います。

すると、さらに学習意欲がわき、学力がぐんと向上します。

夏休みはこうした親子のコミュニケーションでお子さまの国語力に磨きをかけるチャンスです。

ぜひお試し下さい。

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