ケアレスミス対策のアドバイスです。
テストを返却されて、その答案用紙を改めて見てみると
ケアレスミスのためにかなり失点してしまっていることに気づかれる受験生や親御さまはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
特にケアレスミスが連発しやすいのは算数と国語です。
算数でありがちなのが、計算間違い、単位の勘違い、分数を約分せずに答えてしまう等々ですが、
きちんと注意を払ってさえいれば必ず解けたはずのものが多いと思います。
一方、国語の読解においてケアレスミスを誘発するのは、
圧倒的に文章の読み間違いです。
例えば、読解問題の長文を読むときに
主語、述語を取り違えて内容を読みとったり、
設問の意味を取り違えて答えるべきこととはまったく違うことを解答したりするミスが多いくみられます。
こうしたケアレスミスをなくすための対策としていくつかアドバイスをさせて頂きたいと思います。
①まず、文章の情報を的確に理解するための「読みの練習」を行うことです。
国語の読解でしたら、本文中に「何が書かれていたのか」という内容を親子で確認することをお勧めします。
また、算数の文章題などでしたら「何を答えるべきなのか」を親子で確認をしてみて下さい。
この「読みの力」がつけば、次第にケアレスミスは減ってきます。
②もう一つの対策としては、返却されたテストの問題と解答用紙のケアレスミスをした部分に青いペンで印をつけ、自覚を促すことをお勧めします。
つまり、そのまま曖昧にしてしまわず、
ケアレスミスでどれだけの失点をしたのかをしっかり目にとめて、テストに対する心がまえを軌道修正させるのです。
不注意による自分のミスを認識して、次は気をつけようと本人が思うようになればかなりケアレスミスは減ります。
このケアレスミスさえなければ10点以上も点数がアップしたのに…という後悔をした受験生には
親御さまがうるさく言うよりも、
やはり自分が反省して次への不注意を防ごうと思うのが一番です。
ケアレスミスが連発しているときには、ぜひこの2つの対策をお試し下さいね。
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