時間対効果を上げるノート作り
よくノート作りにたっぷり時間をかけている受験生がいます。
色とりどりのペンやマーカーを使って、
字もきれいに書いてあり
本人もその仕上がりにすっかり満足しているようです。
かつて私もそういう時期がありました。
きれいに参考書の内容をまとめて大満足!
ところが、肝心な頭の中にはまったく内容が入っていませんでした。
あれだけ時間をかけたのに、テストの結果がふるわず自分でも不思議に思っていました。
ちょうど小学生の高学年の頃です。
しかし、考えてみればそれは、学習していると思いこんでいただけで、
単にノートに書くという作業をしていたに過ぎなかったのです。
当たり前のことですがノート作りの目的は覚えるためです。
私はその時の教訓を徹底的にいかして、
ノートに書く以前の段階で、参考書やテキストの内容をよく読んで理解し、
情報を徹底的に頭の中で整理し、
大切なポイントだけを取捨選択して書きとめるようにしました。
この方法は、思っていた以上に効果がありました。
①文章を読みこなして理解する
②本当に大切なポイントを拾いだす
③自分がすでに知っていることや、覚えていることを省いて、新しい知識だけに的を絞る
この3つの段階を経てから書きとめるので、
書く前段階でかなり学習していることになるのです。
そして取捨選択した重要度の高い事がらは、
大きな文字ではっきりわかりやすく書いていきました。
書いた後は、何度もノートを見直して完璧に覚えるようにすると確実に知識が定着します。
ノート作りは、自分でも気づかないうちに作業になってしまうことがあります。
でも、お伝えしたこのやり方でノート作りをすると
理解する
↓
考える
↓
覚える
というプロセスを踏みますので学習効果は自然と上がります。
ぜひお試し下さいね!
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