記述力をアップするために大切なこと。
さまざまな分野でご活躍のお母さま方が結集し、「母活フェスタ」が開催されました。
この度は、私もお招き頂き、「国語力をいかに強化していくのか」というテーマで講演をさせて頂きました。
学習の目配りをするための大切なポイントをお話させて頂きましたが、
そのなかでも「記述力をつけるにはどうしたらいいのか」というお話が
皆さまにご好評を頂きましたので
ブログでも触れさせて頂きます。
「文章を書くコツ」というものがつかめていないと
書く行為自体がめんどうに感じてしまうものです。
そこで、「文章上達のためのちょっとしたコツ」をお伝え致します。
まず、基本中の基本、「主語」+「述語」をきちんと成立させることです。
当たり前だ、と思われるかもしれませんが、長々と文章を書いているうちに、
「何が何だ」
「何がどうする」
「何がどんなだ」
という文章の幹となるべき大切なことがブレてしまうことは、多々あります。
文章中の「主語」+「述語」に矛盾がないかどうかを
必ず書いた後に確認することは大事です。
次に、文章中の助詞を正しく使いこなすことです。
文章中の助詞というのは、具体的に代表的なものをあげますと
1文字のものは→「が」「は」「へ」「に」「を」「で」「も」・・・
2文字のものは→「から」「まで」「より」「ので」「だけ」・・・
などがあります。
このような言葉の使い方を間違えてしまうと、
「主語」と「述語」があいまいになったり、
意味不明の文章になってしまいます。
ぜひとも「助詞」は、正しく使えるようにしておきたいものです。
文章というものは、書けば書くほど上達します。
書くことに慣れてくると
「主語」と「述語」の成り立ちや
「助詞」の正しい使い方も身についてきます。
受験生の場合は
ご自分の解答した文章が
きちんと書けているかどうかが把握できないことがあります。
できればお母さまが、文章に目を通して、間違っている部分があれば
おしえて差し上げて下さい。
また、作文や感想文などでも
ぜひ「主語」と「述語」の関係、「助詞」の使い方をチェックして差し上げて下さい。
すると、次第に意識をするようになり
文章力がめざましくアップできますよ!
「ブログランキング」
いつもご訪問ありがとうございます。
恐れ入りますが、この記事がお気に召しましたらクリックをお願い致します。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)