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2011年10月

記述力をアップするために大切なこと。

記述力をアップするために大切なこと。

さまざまな分野でご活躍のお母さま方が結集し、「母活フェスタ」が開催されました。

この度は、私もお招き頂き、「国語力をいかに強化していくのか」というテーマで講演をさせて頂きました。

学習の目配りをするための大切なポイントをお話させて頂きましたが、

そのなかでも「記述力をつけるにはどうしたらいいのか」というお話が

皆さまにご好評を頂きましたので

ブログでも触れさせて頂きます。

「文章を書くコツ」というものがつかめていないと

書く行為自体がめんどうに感じてしまうものです。

そこで、「文章上達のためのちょっとしたコツ」をお伝え致します。

まず、基本中の基本、「主語」+「述語」をきちんと成立させることです。

当たり前だ、と思われるかもしれませんが、長々と文章を書いているうちに、

「何が何だ」

「何がどうする」

「何がどんなだ」

という文章の幹となるべき大切なことがブレてしまうことは、多々あります。

文章中の「主語」+「述語」に矛盾がないかどうかを

必ず書いた後に確認することは大事です。

次に、文章中の助詞を正しく使いこなすことです。

文章中の助詞というのは、具体的に代表的なものをあげますと

1文字のものは→「が」「は」「へ」「に」「を」「で」「も」・・・

2文字のものは→「から」「まで」「より」「ので」「だけ」・・・

などがあります。

このような言葉の使い方を間違えてしまうと、

「主語」と「述語」があいまいになったり、

意味不明の文章になってしまいます。

ぜひとも「助詞」は、正しく使えるようにしておきたいものです。

文章というものは、書けば書くほど上達します。

書くことに慣れてくると

「主語」と「述語」の成り立ちや

「助詞」の正しい使い方も身についてきます。

受験生の場合は

ご自分の解答した文章が

きちんと書けているかどうかが把握できないことがあります。

できればお母さまが、文章に目を通して、間違っている部分があれば

おしえて差し上げて下さい。

また、作文や感想文などでも

ぜひ「主語」と「述語」の関係、「助詞」の使い方をチェックして差し上げて下さい。

すると、次第に意識をするようになり

文章力がめざましくアップできますよ!

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<10月27日(木) 母活フェスタ> のお知らせです。

<10月27日(木) 母活フェスタ><br />
 のお知らせです。

秋も深まりつつあるこの素敵な時期に

パワーと才能溢れるお母さまグループ、「母活」の方々が 素晴らしいイベントを開催して下さいます。

この度は私もお声がけを頂きまして、

講演をさせて頂く運びとなりました。

今回の講演では、特別に受験生だけではなく、就学前のお子さまも対象に含めまして

「お子さまの国語力を培うためにご家庭でできること」を中心にお話したいと考えております。

「国語」というと、「受験科目」というイメージが強いと思いますが、

「国語」とは「日本語」であり、すなわち、「母国語」(母親から自然な状態で習得する言語)なのです。

ですから、国語の基本となる言語コミュニケーション能力は

日常生活での「人と人との触れ合い」を通して培われていきます。

お母さまとの楽しい会話や、絵本の読み聞かせなど、

ご家庭での経験が言葉豊かなお子さまを育み、

それがやがては「国語力」の基礎を築き上げていきます。

当日は、お役に立てるヒントをたくさんお伝えできればと思います。

もちろん、これから高学年に進学されるお子さまやいよいよ本番をむかえる受験生をお持ちでいらっしゃるお母さま方にも、

「どのように学習効率をアップし、学力を高めていけばよいのか」という視点から

多岐にわたってお話をさせて頂きます。

その他にも、素晴らしい母活メンバーの方々のトークセッションや楽しいイベントなどが盛りだくさんです。

詳細はこちらをご覧下さい。
(お申し込みもこちらからお願い致します)

http://bluecafeblue.com/Blue_Cafe/news.html

ぜひ足をお運び下さい。

お目にかかれますことを楽しみにしております!

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「呼応する副詞の表現」を親子の会話で活用してみて下さい。

「呼応する副詞の表現」を親子の会話で活用してみて下さい。


「呼応する副詞」というと、「国語の文法問題」というイメージが強いと思いますが、

これらは、「決まり文句」のようなパターンがあって、実は無意識のうちに日常会話でも使っているものがたくさんあります。

例えば次のような「呼応する副詞の表現」を思い出して下さい。


【仮定の表現】

・たとえ・・・・でも
・もし・・・・・ならば

【たとえの表現】

・まるで・・・・・のような(のようだ)

・ちょうど・・・・・のような(のようだ)


【推量の表現】

・たぶん・・・・・だろう

・おそらく・・・・・だろう

【打ち消しをするときの推量の表現】

・まさか・・・・・ないだろう

【打ち消しの表現】

・決して・・・・・ない

・まったく・・・・・ない

・さっぱり・・・・・ない

・まるで・・・・・ない

・必ずしも・・・・・ない

・とても・・・・・ない

【断定の表現】
・きっと・・・・・にちがいない

いかがですか?

言葉は「暗記」するものではなく、やはり会話を交わしたり、文章に触れることで自然に知識として定着するものです。

お母さまはこうした表現を親子の会話で積極的に使ってみて下さい。

表現力の幅も広がりますし、もちろん、文章を読解するときにも役立ちます。

ぜひ、お試し下さいね。


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