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2011年11月

助詞の正しい使い方を習得する遊び。

助詞の正しい使い方を習得する遊び。

本日は、浜学園首都圏エリア統括責任者の細谷先生とタイアップセミナーを開催致し
ました。

多くの素晴らしいお母さまとのご縁に心より感謝を申し上げます。

今回、たまたま学校のPTAなどのご都合でいらっしゃれなくて、「残念です。次回は
ぜひ!」というお声もたくさん頂きました。

そこで、本日お話を致しました内容の一部、「文章を書く時に正しく助詞を使いこな
すコツ」をこのブログでご紹介することに致します。

文章中の助詞というのは、具体的に代表的なものを挙げますと

1文字のものは→「が」「は」「へ」「に」「を」「で」「も」・・・

2文字のものは→「から」「まで」「より」「ので」「だけ」・・・

というような言葉です。

助詞と言うのは文章を書く上で非常に重要で、上記のような言葉の使い方を間違えて
しまうと、主語があいまいになったり、意味不明の文章になってしまいます。

ですから、この助詞は、できるだけ早いうちから正しく使えるようにする必要があり
ます。

今日は、低学年のお子さまをお持ちのお母さまも対象としたセミナーでしたので、
「お子さまが助詞を使いこなせるようになる面白い遊び」をご紹介させて頂きまし
た。

① まず、名詞(ものの名前や人名など)を書いたカードをお子さまと一緒にたく
さん作ります。

カード1枚に1つの言葉を書きます。

例えば、りんご、猫、机、家、駅、公園、時計、水、こたつ、ミッキーマウ
ス・・・・

なんでもOKです。

②次に、動詞(動作を表現する言葉)を書いたカードをお子さまとたくさん作ってお
きます。

例えば、行く、帰る、食べる、泣く、笑う、走る、歩く、寝る・・・

動作を表す言葉ならなんでもOKです。

③そして、助詞を書いたカードを作ります。

カード1枚に1つの助詞を書きます。

例えば、1枚のカードに「が」とか「は」とか「に」というようにそれぞれ書いてお
きます。

④カードが作成できたら親子でそのカードを使って組み立てて遊びます。

「兄」       「が」      「めがね」     「を」     「かける」

  ↑      ↑         ↑       ↑       ↑

(名詞カード)(助詞カード)(名詞カード)(助詞カード)(動詞カード)

というような具合でカードを組み立てていろいろな文章を作っていく

のです。

すると、お母さまと一緒に助詞の使い方を学ぶことができます。

また自然と文章の「主語」と「述語」の関係をしっかりと把握することもできます。

これをゲーム感覚で親子で楽しんでみて下さい。

気づかないうちに助詞の使い方が自然と身について、文章を書くときにも正しく活用
できるようになりますよ!

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文章を読むときのちょっとしたコツ!

文章を読むときのちょっとしたコツ!

国語の読解問題には文章中に「答えや答えのヒント」が書かれていますので

そこの部分を探してその内容を根拠にして解く必要がありますが、

読む力が不足している場合、

その根拠を探すことができないために

解く以前の段階で、すでに不利な状況にあります。

しかしながら、読む力の不足で悩んでいる受験生は意外にも多いようです。

そこで、今回は「説明的文章」における「読み方のコツ」をお伝え致します。

①から⑤までのポイントをよく念頭に入れて読んでみて下さい。



① 繰り返される言葉に着目する。


文章中には必ず繰り返し出てくる重要語句、すなわちキーワードが出てきますので、これに着目しながら内容を頭に入れるようにしましょう。


② 具体部と抽象部を読み分けて内容を把握する。


「説明的文章」の場合、具体的な例を挙げて詳しく説明する部分と抽象的概念を述べている部分があります。


<例>私はスポーツ観戦、例えば、サッカーや野球やラグビーの試合を見るのが好きだ。


この場合、「スポーツ観戦」=抽象部


「サッカーや野球やラグビーの試合を見る」=具体部

になります。

  

③ 強調表現に注意してキ―・センテンスをつかむ。


「説明的文章」の場合、ある事実を詳しく説明していますが、


筆者が読者に強くうったえたい大切なセンテンスがありますのでしっかりおさえましょう。


<強調表現の例>

「・・・であろうか。」などの文末表現では、読者に問いかけるかたちで、筆者自身の主張を述べていることが多い。

④ 文と文の関係を読みつなぎ、段落ごとの要点をつかむ。


文章を読み慣れないうちは、接続詞に印をつけて、前後の文脈を
読み取っていくといいでしょう。

⑤ 全体の構成を見通し、論旨をつかむ。


その文章全体を通して「筆者が一体、何を言いたかったのか」ということをとらえるようにしましょう。

*文章はたとえ長文であっても、全体を通して「筆者が言いたいことは一つ」であるということを常に念頭に置いて下さい。


以上のコツを意識しながら、文章を読み進めるようにすると

自ずと文章の構成や、要旨、そして筆者が読者に伝えたい重要なテーマが読み取れるようになります。


ぜひお試し下さいね!


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漢字の「同音異義語」には要注意!

漢字の「同音異義語」には要注意!

入試の国語の読解問題においては、

多くの場合、長文の中に漢字の問題が組み込まれて出題されています。

パターンとしては、

文章の中の言葉に傍線が引かれていて、

「ひらがな」か「かたかな」で書かれており、

設問にその部分の言葉を漢字で書くように指示されています。

そこで、一番注意して欲しいことは、

漢字には「同音異義語」がたくさん存在するということです。

ですから、必ず文章をよく読み、その文脈からどういう漢字を書くべきかを判断して下さい。


      
「同音異義語」とは、読み方は同じなのに、(つまり、音は同じなのに)

漢字も違うし、その言葉の持つ意味もまったく違う言葉のことです。

例えば、「たいしょう」という同じ読み方をするものにも、たくさんの漢字があります。


入試問題に頻出している「たいしょう」の漢字を挙げてみましょう。


・対照 →あるものを他のものと比べること。

また、違いがはっきりしていること。

・対称 →互いに対応してつりあっていること。

・対象 →めあてにする相手。 

これ以外にも、「大正」「大賞」「大勝」「大将」「対症」「隊商」「大詔」「大笑」「体性」「待詔」「太衝」・・・・・・・・

というように、「たいしょう」はたくさんあります。


読解問題における長文に組み込まれている漢字を解答する際には、

その問われている漢字の前後の文脈をよく読み取って

「どんな漢字がこの文章には的確なのか」を考えて下さい。

では、ここで一つ一緒に、漢字の問題を解いてみましょう!

【問題】


その会社はより多くの利益を(ついきゅう)するために、会議を開いて、どのように合理化を図るべきかを話し合った。


正解は、“追求”です。

  

(ついきゅう)にもたくさんの漢字があります。

例えば、

・追求→目的のものを手に入れようとすること。

・追究→よくわからないことを明らかにすること。

・追及→あとから追いかけること。


などです。

この問題の場合は、文章に「多くの利益を(ついきゅう)するため」とあり、

会社の目的となる利益の(ついきゅう)ですね。

その目的を手に入れようとしているわけです。

従って、正解は「追求」になります。


このように、入試問題では、この「同音異義語」がターゲットになるケースが非常に多いです。


文脈の正確な読み取りで入試の漢字をバッチリ制覇して下さいね!


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気持ちが明るくなる言葉がけが大切です。

気持ちが明るくなる言葉がけが大切です。

いよいよ11月に入り、この時期は、塾でもテストの回数がどんどんと増えていきます。

多数あるテストすべてが最初から最後までず〜っと好成績、という受験生はまずいないのではないでしょうか。

たいていの場合、どんな受験生でもテストの成績には波があり、いいときも悪いときもあるはずです。

これは、当たり前のことなのです。

しかし、この当たり前のことに対して、なかなか母親はド〜ンとかまえることができないものです。

我が子の成績でかなり心が揺れてしまいます。

成績が下がったときは、なかなか平常心ではいられなくなります。

「このままで大丈夫なのだろうか?」という不安ばかりが湧き上がり、いてもたってもいられなくなります。

こういうお気持ちは痛いほどわかります。

でも、こういうときこそ気をつけて欲しいのは、テストの点数の良し悪しによって、

お母さまがものすごく有頂天になったり、逆に、ものすごく落ち込んだりしてはならない、ということです。

特にその気持ちをお子さまにあからさまに見せてしまうのは、非常にマイナスになります。

そして、肝に銘じて欲しいことは、

「どうしてこんなにできないの?」

「もう、あの学校は無理なんじゃないの?」というような

マイナス効果を及ぼすような、「あきらめのメッセージ」を絶対に送らないようにする、ということです。

受験生にとって「あきらめのメッセージ」を家族から受けることほどつらいことはないのではないでしょうか。

もちろん、悪気などまったくなく、叱咤激励のつもりで言うことも多いと思います。

だからこそ、意識的に注意をして欲しいのです。

このメッセ―ジは、大きなマイナスの影響力があります。

受験生本人がそう思いこんでしまいがちなのです。

「できない」「ムリ」「不可能」など、「あきらめのメッセージ」につながるような言葉はすべて避けて下さい。

テストで高得点がとれなかったときこそ、

「今、間違えておいてよかったね!」

          「本番前に弱点がわかってよかったね!」

という前向きな言葉と、

「できる」「大丈夫」「ぜったいに可能」という言葉でプラスのイメージを刷り込んで頂きたいのです。

そして、その言葉がけをするときには、お母さまご自身が本当にそう信じて言って下さい。

言葉の威力は絶大です。

落ち込みそうになったらまたこのブログを読み返して、気持ちをぜひ前に向けて下さい。

宜しくお願い致します。

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