気持ちが明るくなる言葉がけが大切です。
いよいよ11月に入り、この時期は、塾でもテストの回数がどんどんと増えていきます。
多数あるテストすべてが最初から最後までず〜っと好成績、という受験生はまずいないのではないでしょうか。
たいていの場合、どんな受験生でもテストの成績には波があり、いいときも悪いときもあるはずです。
これは、当たり前のことなのです。
しかし、この当たり前のことに対して、なかなか母親はド〜ンとかまえることができないものです。
我が子の成績でかなり心が揺れてしまいます。
成績が下がったときは、なかなか平常心ではいられなくなります。
「このままで大丈夫なのだろうか?」という不安ばかりが湧き上がり、いてもたってもいられなくなります。
こういうお気持ちは痛いほどわかります。
でも、こういうときこそ気をつけて欲しいのは、テストの点数の良し悪しによって、
お母さまがものすごく有頂天になったり、逆に、ものすごく落ち込んだりしてはならない、ということです。
特にその気持ちをお子さまにあからさまに見せてしまうのは、非常にマイナスになります。
そして、肝に銘じて欲しいことは、
「どうしてこんなにできないの?」
「もう、あの学校は無理なんじゃないの?」というような
マイナス効果を及ぼすような、「あきらめのメッセージ」を絶対に送らないようにする、ということです。
受験生にとって「あきらめのメッセージ」を家族から受けることほどつらいことはないのではないでしょうか。
もちろん、悪気などまったくなく、叱咤激励のつもりで言うことも多いと思います。
だからこそ、意識的に注意をして欲しいのです。
このメッセ―ジは、大きなマイナスの影響力があります。
受験生本人がそう思いこんでしまいがちなのです。
「できない」「ムリ」「不可能」など、「あきらめのメッセージ」につながるような言葉はすべて避けて下さい。
テストで高得点がとれなかったときこそ、
「今、間違えておいてよかったね!」
「本番前に弱点がわかってよかったね!」
という前向きな言葉と、
「できる」「大丈夫」「ぜったいに可能」という言葉でプラスのイメージを刷り込んで頂きたいのです。
そして、その言葉がけをするときには、お母さまご自身が本当にそう信じて言って下さい。
言葉の威力は絶大です。
落ち込みそうになったらまたこのブログを読み返して、気持ちをぜひ前に向けて下さい。
宜しくお願い致します。
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