過去問分析で「志望校がどういう生徒を求めているのか」をキャッチしましょう!
国語の入試問題は、それぞれの学校によって非常に特徴的です。
それは読解問題の文章及び、設問形式に顕著にあらわれています。
つまり、すべての学校が入学試験において一律の方法でお子さま方に対して合否の振り分けを行っているわけではないということです。
各学校によって「求めているお子さま」は違いますし、また、その学校の意向によって入試問題の傾向も変わってきます。
ですから、特に国語の場合は、学校側が「どういう生徒を求めているのか」を徹底研究し、試験対策を練る必要があるのです。
そのためには、
①「どんな能力を測定しようとしているのか」
②「どういう部分の学力を磨けばいいのか」
ということを見極めて欲しいのです。
そして、分析をした後には「必要とされている部分に力を注いで学習する」ことが重要になります。
例えば、
「記述式問題」を中心に出題する上位校は、「書く力を徹底的に養成することを中心とした演習」を繰り返し行う必要があります。
もちろん、「記号選択式問題」や「抜き出し式問題」なども含めた「総合的な国語読解力」のベースを築くことも大切ですが、
その場合の対策としては、学習の中心を「記述力を磨くこと」において取り組むべきでしょう。
過去問を10年分読むと、だいたいその学校の傾向はわかります。
例えば、次のような特徴をつかむことができます。
・漢字の書き取りは何問出題されているのか。
・知識問題はどのくらいの割合で出題されているのか。
・読解問題は「空欄補充問題」「記号選択式問題」「抜き出し式問題」「記述式問題」のどのタイプが多いのか。
第一志望校の傾向をがっちりとつかむことで、学習対策が明確になり、効率もアップしていきます。
また、 「自分が一番行きたい学校のための学習をしているんだ!」ということを強く意識できます。
モチベーションの維持にも効果的です。
ぜひ充分な分析をして対策を練り、計画的な学習を進めて下さいね!
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